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マニュアルに書けない介護のこころ

介護現場でがんばる外国人介護士から学んだこと。外国人介護士のAさんは、入所者の人に喜んでもらうことを、自分の喜びだと感じ始めていた。ある時、先輩と一緒に介助をしている時に、マニュアルに書かれていること以上のサービスを提供しようとした。入所者が喜ぶと思ってとった行動だ。しかし、先輩からはそれを止められた。理由は、マニュアルにないことはやる必要がないーだったが、本音はちがう。それをやると入所者さんが当たり前のサービスとして期待してしまう。そうすると自分たちにもそれを期待される。結果、仕事増えるからだ。入所者が喜ぶサービスを制止されて、この外国人労働者は落胆した。しかし、先輩がいないところで、この付加価値サービスを提供つづけているという。入所者が喜んでくれるからだ。選ばれる介護士、選ばれる介護施設になることが大切ではないだろうか。