多文化共生とは何だろうか。言葉だけが先行していて、実体が見えないような気もする。
企業におけるグローバル人材の受け入れ、さまざまな教育現場での外国人学生の受け入れ、地域社会での外国人の受け入れ、これら全てが多文化共生の場面となりうる。
多文化共生と言う一言だけでは簡単に片付けられない課題だ。
受け入れる側、日本人側が日本固有の文化や考え方を相手に押し付けるのではなく、外国人がその国の文化とともに日本に持ち込んでくる、素晴らしい考え方や、違ったやり方などを柔軟に取り入れること。
日本人側に、うけいれる心の余裕が求められるのではないだろうか。
相手を許容し受け入れることで、ともに成長していこうという気持ち、これこそが多文化共生の原点でありゴールではないかと思える。